2013年5月27日月曜日

SL1000にテレコンを装着(SL1000レンズアダプターキット)

SL1000K(2)O 
フジフィルム FinePix SL1000 対応フィルターアダプターキットが新発売されました。光学50倍の超望遠ズーム機SL1000にさらにテレコンバージョンレンズを装着するためのアダプターです。

製品は、フィルターネジの切っていないSL1000にコンバージョンレンズやフィルターなどを装着するためのアダプターです。アダプターはSL1000のレンズ筒にネジで固定するタイプです。オリンパスのテレコンバージョンレンズTCON-17X(実質倍率1.65倍)を装着した場合、35mm換算1,980mm相当約82倍)の光学ズームを実現します。
 SL1000K 03
製品は、レンズアダプターと、レンズアダプターに対応した72mm径のUV(紫外線)フィルターCPL(円偏光)フィルターレンズキャップ花形レンズフードキャップホルダーが付属します。取り付けは簡単。SL1000のレンズ筒に付属の六角レンチでアダプターを固定します。装着するとこのような感じ(=写真上)。
  SL1000K 01 
72-55mmステップダウン(別売)経由でオリンパスのテレコンバージョンレンズTCON-17Xが装着できます(=写真上)。TCON-17Xを装着することで、35mm換算1,200mm相当のSL1000がさらに1.65倍で1,980mm相当になります。
  SL1000K 02
アダプターを装着した状態では、望遠側でケラレが生じますが、アダプターの前半分を外せば、広角端からケラレずに撮影することができます。

 【TCON-17Xを装着して試し撮り】 
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さっそくTCON-17Xを装着して試し撮りしてみました。広角端はこのような感じ。見難いですが、画面中央の電柱上にある監視カメラにズームします。
DSCF0029_R 
電柱上の監視カメラにズームしていくと、35mm換算で1,980mm相当(=写真上・82倍)まで寄れます。比較用に望遠端(1,200mm相当)の画像(=写真下)も貼っておきます。
DSCF0024_R 
他の超高倍率機と比べても、画質に遜色はありません。2,000mm相当の画角は一眼レフではまず無理ですが、SL1000なら本体+アダプター+テレコン合わせて5万円以下で揃えることができます。

SL1000フィルターアダプターキット
  kwf-sl1000
上で紹介したのは、テレコンなどを装着するためのレンズアダプターですが、フィルターのみの使用を考えている方のための商品がSL1000フィルターアダプターキットです。

こちらは、フィルターネジの切っていないSL1000でフィルター類を使用するためのキットです。当店で販売しているRX100用フィルターアダプター同様、SL1000のレンズ筒に両面テープでアダプターを貼り付けるタイプの製品です。アダプターを装着することで、58mm径のフィルター類が使えるようになります。 製品の仕様上、テレコンなどの重量があるものは装着できませんが、レンズアダプターに比べて、コンパクトで、扱いやすいのが特徴です。 製品は、アダプターのほかに、58mm径のUVフィルター、レンズキャップ、キャップホルダーが付属します。アダプターを装着するための両面テープは予備が2枚付属します。テレコンの装着は考えていないが、レンズ保護や各種フィルターを試してみたい方には、こちらのフィルターアダプターキットがオススメです。

2013年5月22日水曜日

【新製品】デジカメ用ドットサイト(照準器)

新製品の紹介です。野鳥撮影など、望遠撮影で遠方の被写体を撮影するときに便利なドットサイト(照準器)です。


写真のように、デジカメのホットシューに取り付け可能な、照準器です。もともとはライフルの照準として販売されているものですが、アダプターを装着することでデジカメでも使えます。


本体前面にある半透明のスクリーン上に、LED光を照射することで照準を表示できます。LED光は赤・緑各5段階×4種類の照準を表示できます。照準位置は付属のレンチで上下左右に調整できます。


中央の赤い点が照準です。半透明のスクリーン上に表示されるので、スクリーン越しに撮影対象にドットをあわせることで照準をとれます。

野鳥や航空機など、望遠撮影で動体を撮影するとき、デジカメのファインダーやLCDでは、目標を補足するのが困難ですが、ドットサイトを装着することで光学ファインダー的な役割で容易に照準を合わせることができます。


製品は、ドットファインター本体と、ホットシュー装着用のアダプター、取付・調整用工具が付属します。ホットシューのついたデジカメであれば、フラッシュを装着する要領でほとんどの機種に取り付け可能です。金具は全長約8cmで、前後で取付位置を調整できます。

いまひとつイメージが湧きにくいので、実際に屋外で撮影するときの様子を紹介します。


カメラに装着した状態が上の写真です。



ドットサイトのスクリーンは半透明です。大型の光学ファインダーを後付けしたようなイメージです。



上の写真では確認しづらいですが、スクリーン部を拡大すると十字型の照準が見えます。視認性は高いので、晴天下でも照準が確認できます。

撮影対象にレーザー光を照射するレーザーポインターとは異なり、スクリーン上に照準が表示されるだけなので、安全性も高いです。

キヤノン SX50 HS フィルターアダプターキット

STOKオリジナルのキヤノンSX50 HS対応フィルrターアダプターキットが新発売されました。

58mm径対応フィルターアダプターキット

SX50 HS対応のフィルターアダプターとUV・CPLフィルター、広角対応メタルフード、レンズキャップ、キャップホルダーが同梱されたお得な6点セットです。


アダプターは、58mm径のフィルター類に対応しています。SX50 HS専用に設計された製品で、レンズへの装着もスムーズにおこなえるようになっています。67mm径のキヤノン純正品アダプターに比べ、コンパクトで使いやすくなっています。


付属のUV・CPLフィルターは、New-View社製の高品質タイプです。光学ガラスとアルミ合金製フレームを採用しています。フィルターは前後に同径のネジが切ってあるのでフードとの併用が可能です。

従来品(KIWI fotos正品)では、フィルター枠がプラスチック製で品質もいまひとつというレビューをいただいていたので、STOKオリジナルキットではレンズメーカー製の高品質なフィルターを採用しました。国内メーカーの製品と比べても、品質的には遜色ない性能です。


そのほか、24mmの広角に対応した58mm径ネジ込み式メタルフードと、レンズキャップ、キャップホルダーが付属しています。KIWI fotos正品では、付属のフードはバヨネットタイプで、アダプターとの併用ができませんでしたが、STOKモデルのフードは58mmねじ込み式で、アダプターとの併用が可能です。

そのほか、レンズキャップは、付属のフィルターやフードの上からでも装着できるセンターピッチタイプです。


67mm径対応フィルターアダプターキット】


キヤノン純正品と同じ67mm径対応フィルターアダプターキットも新発売しました。こちらは、67mm径のフィルター類に対応したアダプターと、レンズキャップ、キャップホルダーが付属する3点セットです。

ニコンクールピクス P520 対応フィルターアダプターキット

STOKオリジナルのニコンクールピクス P520対応フィルターアダプターキットが新発売されました。


P520対応のフィルターアダプターUVCPLフィルター望遠メタルフードレンズキャップキャップホルダーとオリンパスのテレコンバージョンレンズTCON-17X接続時に使う67-55mmステップダウンリングが同梱されたお得な7点セットです。


フィルターアダプター
本体レンズ筒に六角レンチでアダプターを固定することでフィルターネジのついていないP520でも67mm径のフィルターが使用できるようになります。レンズ筒に固定されるためテレコンバージョンレンズのような重量のあるものでも取り付け可能です。


ボディ接続部とレンズ筒とに分かれるため、収納時はアダプターの前半分を外せばかさばりません。 望遠側のアダプターを付けた状態では広角域でケラレが発生します。外した状態では、24mmの広角端までケラレなしで撮影できます。

なお、アダプターはP520専用に設計されたもので、旧モデルでは使用いただけません。ご注意ください。


UVフィルター・CPLフィルター
付属のフィルターは、New-View社製の高品質タイプです。光学ガラスとアルミ合金製フレームを採用しています。フィルターは前後に67mmのネジが切ってあるのでフードとの併用が可能です。

従来品(KIWI foto純正品)では、フィルター枠がプラスチック製で品質もいまひとつというレビューをいただいていたので、STOKオリジナルキットではレンズメーカー製の高品質なフィルターを採用しました。国内メーカーの製品と比べても、品質的には遜色ない性能です。


フードは望遠撮影に対応したアルミ合金製のメタルフードを採用しています。そのほか、アダプター、フィルターに装着できる67mm径のレンズキャップ、レンズキャップホルダーを同梱しています。

TCON-17X装着について
付属の67-55mmステップダウンリングは、オリンパスのテレコンバージョンレンズTCON-17Xを装着する際に使います。

35mm換算1,000mm相当(42倍)の画角を誇るP520ですが、TCON-17Xを装着することで、さらに1.65倍の倍率になり、1,650mm相当(約68倍)の画角を得ることができます。

1.7倍(実質倍率は1.65倍)テレコンTCON-17Xを装着すると画角がどのように変化するかをご覧ください。


まずはテレコン未装着の状態で。広角端24mmです。この写真では確認しづらいですが、中央の看板にズームしていきます。



滑走路奥にこのような看板があります。さらにズームしていきます。



テレコン未装着の状態での光学望遠端(1,000mm相当)はこんな感じ。



TCON-17Xを装着すると1.65倍(1,650mm相当)になります。



さらにデジタルズーム2倍(3,300mm相当)するとこうなります。

2013年5月21日火曜日

HX300にテレコンを装着(HX300レンズアダプターキット)


HX300用レンズアダプターキットの紹介です。光学50倍の超望遠ズーム機HX300にさらにテレコンバージョンレンズを装着するためのアダプターです。STOKオリジナル商品です。

製品は、HX300のピントリング部に固定するタイプのアダプターです。TCON-17Xなどのテレコンバージョンレンズを装着し、さらなるズーム倍率を手に入れることができます。TCON-17Xを装着した場合、35mm換算1,980mm相当約82倍)の光学ズームを実現します。

製品は、レンズアダプターとTCON-17X接続に必要な72-55mmステップダウンリング72mm径レンズキャップキャップホルダーが付属します。

なお、HX300はレンズ先端に55mm径のフィルターネジが切ってあるので、フィルターやフードなどこちらのアダプターなしでも装着できます。


取り付けは簡単。HX300のピントリング部に六角レンチでアダプターを固定します。装着するとこのような感じ。付属の72-55mmステップダウン経由でオリンパスのテレコンバージョンレンズTCON-17Xを装着したのが下の写真です。


TCON-17Xを装着することで、35mm換算1,200mm相当のHX300がさらに1.65倍で1,980mm相当になります。


アダプターを装着した状態では、望遠側でケラレが生じますが、アダプターの前半分を外せば、広角端からケラレずに撮影することができます。

TCON-17Xを装着して試し撮り

さっそくTCON-17Xを装着して試し撮りしてみました。広角端はこのような感じ。画面中央の電柱上にある監視カメラにズームします。

広角端(24mm相当)

TCON-17Xを装着して撮影してみます。広角側では写真のようにケラレます。


電柱上の監視カメラにズームしていくと、下の写真に。35mm換算で1,980mm相当82倍)まで寄れます。比較用にHX300の望遠端の画像も貼っておきます(下)。

TCON-17X装着(1,980mm相当)

HX300望遠端(1,200mm相当)

さらに、TCON-17Xを装着した状態でデジタルズームもしてみました。

TCON-17X+デジ2倍(3,960mm相当)

TCON-17X+デジ4倍(7,920mm相当)

デジ4倍になると少しボヤけた感じがしますが、おそらく手ブレによるものでしょう。三脚にセットして撮影していますが、この倍率になるとわずかなブレでも画質に影響します。かなりしっかりした三脚で撮影する必要ありです。


別の写真も載せておきます。わかりにくいですが、中央滑走路奥にある看板にズームイン。





超高倍率ズーム機対決 HX300 vs SX50 HS 【試し撮り】

HX300試し撮りの際、SX50 HSも持参し、同一条件で撮り比べをしてみました。上がHX300、下がSX50 HSです。


1箇所目。広角端(24mm相当)はこんな感じです。見づらいですが、中央電柱の上にある監視カメラにズームしてみます。

HX300望遠端(1,200mm相当) 

SX50 HS望遠端(1,200mm相当)

どちらの写真もリサイズしていますが、パッと見た感じではさほど違いは感じられません。どちらもしっかり写っている印象です。

比較写真①

両者を等倍(100%)に拡大して並べたのが上の写真。拡大してみるとわかりますが、HX300のほうが解像感があります。巷では望遠端の画質が悪いという評価が多いようですが、HX300のレンズ性能は意外やSX50 HSよりは良好な感じ。

続いて別の被写体。


見づらいですが、中央の滑走路奥にある看板にズームします。

HX300望遠端(1,200mm相当) 

SX50 HS望遠端(1,200mm相当)

比較写真②

色味については好き嫌いがあると思いますが、数字の輪郭などを見ると、やはり解像感はHX300のほうが高いです。

どちらの機種も三脚に載せて撮影していますが、これだけ超望遠撮影だと、わずかなブレでも画質に影響します。HX300の改造感が高く見えるのは、SX50がブレでそのように感じるだけという可能性もあるので参考程度に。

HX300は発売当初からネットでの評価が低かったので、正直あまり期待していなかったのですが、今回の試し撮りでは画質が悪いという感じはありませんでした。AFの合焦速度や液晶、動画撮影のしやすさなど総合的に評価すれば、HX300は有りじゃないでしょうか。

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